遠くの親戚より近くの他人だけ
親族との冷たい関係、家族のようなヘルパーさん
病院の一件から、叔父と私達の仲はますます冷えて行きました。
私達が訪問しても、顔をこわばらせ、「何の用事だ」と冷たく言い放ちます。
そして私達に対しての笑顔はいっさい見られなくなりました。
一方ヘルパーさんにはとても甘えます。
家族のように信頼し、通院の時などヘルパーさんが少しでも離れると不安な顔になるのです。
ヘルパーさんは「タカオさんはとても優しいんですよ」とうれしそうに話します。
認知症は、毎日の出来事は忘れてしまっても、日々の出来事で感じた感情は残ります。
私達はいつの間にか叔父の意に沿わない嫌な事をさせる人達、になっていました。
しかし、介護をする人も毎回冷たい態度を取られて傷つくのです。
元々身体が頑丈だったせいか、叔父の病院の精密検査の結果は、毎日浴びるようにお酒を飲んでいるにも関わらず、肝機能以外健康そのものでした。
数値だけで見れば介護に疲れ切った私達よりよほど健康なのです。
叔父の検査結果を見た義母がため息をつきました。
「何だか複雑な気持ちだよ…」
認知症は身体と脳のバランスがとても悪い、と思う日々でした。
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