叔父の頑固は岩より硬し
叔父に介護をされて祖母は何を思ったのだろう
認知症は、記憶が続かないというだけでその他は普通です。
性格によって、穏やかに落ち着いて過ごす人もいます。
叔父の場合、うつ病や不眠症が長く続き、性格も頑固なせいか恐れと怒りが強く出ました。
ヘルパーさんがいる時間、スナックで過ごす時間、デイサービスにいる時間以外のひとりの時間にはいつもパニックを起こしました。
感情をぶつける相手はたいてい義母です。
毎日40回、電話を義母にかけ続け、「俺はパニックだ、パニックだ!」と騒ぎ続けます。
記憶が5分ともたないため、電話を切るとまた掛けるのです。
義母は毎週、手紙を添えてお金を送り続けていましたが、しっかり者の義母も義父の介護と重なってへとへとになりました。
これを上手に病院の医師に説明できれば良いのですが、面談の時はいつでも叔父が一緒です。
私達と一緒の時、叔父は常に怒っていて、叔父の怒りがビリビリと伝わってくるのです。
冷たい空気の中で、いつも叔父の怒りにのまれていくような感覚になり、何も言えなくなりました。
夫はお墓参りの際に、「おばあちゃん、もう叔父さんを何とかしてくれ!この始末をどうするつもりなんだ!」と心の中で訴えたと言いました。
生前、家の中で10年以上叔父に無視され続けた祖母。
祖母が倒れてからの8年間、叔父に介護をされながら祖母は何を思ったんだろう…。
怒りを向けられ続ける私達の救いはどこにあるんだろう…。
#介護 #認知症 #遠距離


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