とうとうリフォームを始める
引くに引けない状況に追い詰められる
私達夫婦が両親との同居問題で悩んでいる間に、母はなんと自宅のリフォームをしたいと言い出しました。
以前から「キッチンの流し台が気に入らない」と愚痴をこぼしていた母は、キッチンを直すと言って譲りません。
母は一つの事にこだわりだすと止まらないのです。
父は今更家をリフォームするなんてと渋り顔でしたが、母が「どうしてもやりたい」と言うと強くは言えませんでした。
気持ちの切り替えにちょうど良いと思ったのか、近所の知り合いの大工さんに連絡し、あっという間にキッチンのリフォームをしてしまいました。
「ついでに二階のトイレと洗面台もリフォームする」と言い出し、とうとう私達も引くに引けない状況になりました。
数年前、「実家を二世帯住宅に建て直して同居しよう」と弟が両親に提案した時、父は「同居はしたくない。子供の世話にはならない」と断り、一時期、弟家族との関係が悪くなりました。
その時はまさか自分達がこんなに困った状態になるとは思わなかったのでしょう。
「あの時素直に二世帯住宅にしておけば良かったものを…」と私は独り言ちましたが、この状態での同居は弟家族もきつかったと思います。
家の片付けはいつしか「近い将来の同居を考えながらの片付け」に変わっていきました。
実家は古い二階建ての一軒家です。
二階にはトイレと小さい洗面台、そして部屋が三部屋ありました。
三部屋あるといっても狭いのです…。
二階にある荷物を全部空にしなければ、とうてい私達の荷物は入りません。
そこで大胆に物を捨てる事。そして二階の荷物は全部一階に移す事にしました。
大きな家具は業者に引き取ってもらい、その他のいらない荷物は粗大ゴミで処分しました。
二階の和室の押し入れの中は、数十年前の布団や大量の座布団、その他何十年も使っていない物ばかり。
これらの荷物を処分する事について、この時の両親は共に納得していたのです。
が、三年後、この事が大問題になる事にこの時はまだ誰も気付きませんでした。
#母の介護#認知症#家の片付け#同居問題


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