昼のデイサービス、夜のデイサービス(スナック)

叔父の一日は、朝、布団の中でカップ酒を飲む事から始まります。

カップ酒を飲み続けていると、玄関のピンポンと共にヘルパーさんがやってきます。

[タカオさん、おはようございます」

そして居間に促され軽い朝食を食べ、薬を飲みます。

週3回のデイサービスがある日以外は、お昼に高齢者宅配弁当(2食分)が届きます。

週4回はヘルパーさんが家の掃除や食事の支度をし、その間に叔父はお風呂に入ります。

ヘルパーさんが帰宅すると、午後はルーティンの近所徘徊が始まります。

ひとしきり徘徊(酒とつまみをコンビニに買いに行く、家で酒を飲む、また酒とつまみを買いに行く)を繰り返し、夜7時になるとママから電話がかかってきます。

「タカオさん!みんな待っているわよ、早くいらっしゃいよ!」

そうして毎晩スナックに出かけていくのです。

ママと私達との間で、月10万の前払いを約束しているため、ママは週5回叔父を誘います。

お店に行くと、軽食(そうめんや冷や奴)とビール(ノンアルコールのお約束)が出されるのです。

それから飲んだり、歌ったりと夜の閉店時間11時まで過ごします。

この頃になると、叔父の一日は周りに見守られ、快適に過ごせるよう綿密にスケジュールが組まれていました。

ただし少しでも予定が外れた時は400キロ離れた私に電話がかかって来ます。

「朝、玄関のピンポンを押してもタカオさんが出てきません」(酔って寝ています)

「高齢者弁当を回収しに来たのに家にいません」(近所を徘徊中)

「デイサービスのお迎えに来ましたが、熱があるのでお休みします、と言っています。」(行きたくないので仮病)

仕事中にも関わらず、毎回電話で対応するのは大きなストレスです。

時には警察から「酔って道路に座り込んでいるタカオさんを保護しました。引き取りをお願いします。」

「いやいや、400キロ離れていますから!しかも今仕事中ですから!」

少しヒステリックな私の日常は続きます。

#介護 #認知症 #遠距離 #叔父の介護 

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