地面師詐欺がやってきた!(2)
実の娘より知らない青年を信じるってどういう事?
笑顔の可愛い爽やか青年が実家を訪ねてきて一ヶ月後の事です。
父の田舎の土地は名義を変えられ、その代わりになぜか別の県の山奥の知らない土地が父の名義になっていたのです。
「なんだこりゃ?」
それからはあわてて役所で弁護士を紹介してもらい、相手(地面師詐欺)不在の裁判を起こしました。
そして何ヶ月もかかってようやく山奥の土地は詐欺師に返還。
しかし父の田舎の土地は詐欺師の物になりました。
不幸中の幸いは、「最初に200万円払えば税金を払わなくても大丈夫です」と爽やか青年詐欺師に言われ、父は「税金逃れなんてしない」ときっぱりと断り、手数料(何の?)30万円を支払ったそうです。
被害は30万円と田舎の土地です。
詐欺師の舌打ちが聞こえてきそうな…。
弁護士さんの話しだと、詐欺師に押しつけられた山奥の土地を持っているとまた新たな言いがかりをつけられ、詐欺の無限ループにはまっていくそうです。
しかし、なぜ娘には何の相談もなく詐欺師と土地売買の契約をしてしまったのでしょうか?
本当に謎です。
しかも父は詐欺師の名刺を持って、知らないうちに名刺の住所を尋ねたようで、「もぬけの空だった」と言いました。
危ない、危ない、そんな所に一人で行くなんて!なぜそんな勇気があるのですか、お父さん!
「本当に良さそうな子だったんだけどなぁ」とむっとする父。
娘の言う事には耳を貸さないのに会ったこともない男をすぐに信じるって…。
「むっとしているのはこっちだよ!」と心の中でツッコミをいれる私。
半年ほどかけてやっと裁判(詐欺師不在の)が終わった時のこと。
田舎の土地を取られた事がよほど悔しかったのか、今度は「詐欺師から盗られた土地を取り返す!」と言いだし、「せっかく縁が切れたのだからお願いだから二度と関わらないで!」と必死で説得するはめになりました。
変に度胸がある昔気質の父。
ひたすら振り回され、疲れ果てた事件でした。
#母の介護#認知症#地面師詐欺


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