気がつけば家の中はゴミ屋敷
ゴミ風船に気絶しそうになった日
地面師詐欺の一件以来、今度は実家で通帳とカードを探す日々が始まりました。
何度も通帳とカードを再発行しているうちに、父は「もう恥ずかしくて銀行に行けない。家のどこかにあるはずだからなんとか探してくれ!」と言い出し、私は毎週のように実家に通うようになりました。
そしてわかってきた実家の状態。
見る影もなく荷物が山積みになっている家の中を見て、私は唖然としました。
家中を片付けながら通帳を探す日々が続きます。
実家の庭の隅に六帖ほどの物置小屋が建っています。
ある時、物置小屋をのぞいてみたところ、ゴミの入った袋が小屋の天井に届くほど詰まっていたのです。
夏場に何ヶ月も放置されたゴミ袋は、袋の中でガスが発生し、袋が風船のように膨らんで破裂寸前!パンパンになっていました。
生ゴミ風船が数十個。私はあまりの恐怖に「ぎゃーっ!」と叫びました。
「爆発する!!」
怖くて、怖くて、本気で気が遠くなりました。
そーっとゴミ袋を小屋から出し、何回にも分けてゴミ収集の日に出しましたが、これは一体どういう事なのでしょう。
両親は、ゴミの日に出し忘れてしまったゴミ袋をそのまま物置小屋に溜め込んでいたのでしょうか?
毎回ゴミの日を間違えてしまう、あるいはゴミの分別がわからなくなってしまったのかもしれません。
よく見ると、車庫の中にも回収日を間違えたゴミ袋が沢山積んでありました。
「うっ……。」
認知症の第一歩が確実に始まっている…。
事実を目の当たりにし、「これはまずい」と本気で焦り始めました。
2017年秋の事です。
※ バイオガス・・・微生物の力(メタン発酵)を使ってえさ(生ごみ、紙ごみ、家畜ふん尿など)から発生するガス。ガスには「メタン」という燃えやすい気体が含まれている。
#母の介護#認知症#ゴミ屋敷


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