母が主婦業を廃業しました

母は長年専業主婦でした。

父は庭の手入れは好んでするものの、家事はほとんどしません。

買い物、洗濯、掃除、ゴミ出し、三度の食事の用意。さらには家計の管理まで全て母がやっていたのです。

年を取っても家事の量は変わらない。

そんな事から長年母の愚痴は止まる事がありませんでした。

ところが、ここに来て母がうつ病になり家事が出来なくなりました。

いつもは出てくる朝ご飯。母はじっとテーブルに座ったまま動きません。

掃除も洗濯もせず買い物にも行きません。

父は困り果て、とうとう私に同居を申し出てきました。

あんなに子供の世話になる事を拒んでいたのに…。

思えば子供を一切頼らないそんな両親に安心し、私も長年自分の仕事や趣味に没頭していました。

しかし、2016年から夫の叔父(タカオさん)の遠距離介護が始まり、2017年に今度は母がうつ病になり、私の生活はがらりと変わりました。

仕事、家事、介護。一日24時間あっても足りないと感じる日々が続きます。

母が料理も家の管理もできなくなって、さすがの私も心配になり、一日おきに仕事帰りに実家に通うようになりました。

作るのは毎回野菜たっぷりの鍋料理です。

一日おきとはいえ、夕方職場から一時間以上かけて実家に向かい、駅前のスーパーで食材を買って二日分のご飯を作る。

そしてまた一時間かけて家に帰り、もう一度夕飯を作るのです。

家に帰るとさすがにくたくたになりました。

しかし自分の親という負い目もあり、叔父の時のように夫に弱音は吐けませんでした。

週末は実家の片付け、母の通院、月に一度は新幹線で夫の叔父の家に行く、というめまぐるしい日々が続きました。

母の無意識のガッツポーズの中(夢の脱主婦業!)

ダイエットしても痩せなかった私の身体は見る間にスマートになっていきました。

身体が軽い、羽のように軽い、疲れているけれど軽い。

不健康なのに驚くほど軽やかになっていく私でした。

#うつ病#母の介護#ダイエット#ダブル介護

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