アルコール依存症について(3)施設入居問題

叔父のアルコール問題が徐々に深刻になってきた頃。

叔父は「要支援1」から「要支援2」、一年後には「要介護1」になりました。

ちなみに要介護度がつくと、ケアマネジャー(ケアマネさん)が担当につく事になります。

包括センターの担当者からケアマネさんに担当が変わり、方針も微妙に変わりました。

毎週顔を出してくれていた包括センターの担当者は、「タカオさんはもう施設入所した方が良いと思います」と言っていたのに対し、新しいケアマネさんの考えは「本人の希望通り自宅での生活を支える」でした。

遠距離で介護をしている私達としては、できれば施設に入って欲しいと思っていましたが、ケアマネさんは「介護される人の気持ちを優先する」と主張しました。

そして将来施設に入るにあたっても大きな問題がありました。

叔父のアルコール依存の問題です。

「アルコール依存症の人は施設に入れない」とケアマネさんは言うのです。

施設に入所するには、まずはアルコール依存の治療をしなくてはなりません。

治療をしていくにあたり、「大きな病院で精密検査を受けるべき」とケアマネさんに言われたものの、かかりつけ医の診断書も取れず、事態は難航していました。

治療までの道のりは険しく、まずは病院を予約、指定された日時で診察、何日間か検査入院、その後はさらに通院もしなければなりません。

遠方で平日に働く私達が、病院の指定した日に叔父に付き添うのはとても難しいのです。

しかも叔父は病院で検査を受ける事を嫌がりました。

この頃になると、度々訪れて色々な提案をする私達に対し、叔父の警戒心はどんどん強くなり、会話も穏やかに進まなくなっていました。

私達にまた何か言われるのではないか、強制的に施設に入れられるのではないか、と不安と疑いを募らせているのです。

地元の役所に相談に行くと、「なぜ親でもない人の介護をしているのか?放っておけば良いのでは?」と言われました。

確かに自分達の親ではないのです。

夫の父(タカオさんの兄)も認知症で義母は義父の介護で手一杯。

つまりは義両親の代理です。

叔父の介護をどこまでやるべきか、やらない場合の問題はどう解決するのか。

この疑問と心の葛藤はこの先もずっと続きます。

#介護 #認知症 #アルコール依存症 #叔父

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