お金の話し(5)叔父のパニックが止まらない
一日40回の電話にへとへとになる(ただし本人は覚えていない)
義母とママが叔父をはさんで女の戦いを繰り広げている間に、叔父のパニックはどんどんひどくなっていきました。
自分の通帳とカードを義母に預けた事を忘れ、毎日「通帳がない!金がない!」と騒ぎます。
義母は毎週金曜日に、現金書留で叔父宛に小遣い2万円を送っていました。
それをヘルパーさんが受け取り、叔父の財布に入れてくれるのです。
その他の生活費(高齢者弁当やヘルパーさんの買ってくる食費)は別に支払っていましたので、週2万円の小遣いは十分な金額だったと思います。
しかし、週始めにはすでに叔父の財布に現金は残っておらず、叔父は毎日のようにパニックを起こし、義母に電話を掛け続けました。
5分と記憶がもたない叔父は電話を切ると振り出しに戻り、また掛けるのです。
「通帳がない!金がない!俺はパニックだ!もう死ぬしかない!」
毎日続く叔父からの電話は一日40回を超えました。
何度説明しても振り出しに戻る叔父。
毎日の電話攻撃に義母はへとへとになりました。
義母は堪忍袋の緒が切れるとママに電話をして愚痴ります。
するとママもここぞとばかりに義母に叔父の事を愚痴り始め、毎日が愚痴大会になるのです。
ママに対抗しながら電話を掛ける義母の心理は私達にはわかりません…。
あげくの果てに、ママが「タカオさんには日頃世話になっている人にお金を残すよう、遺言書を書くように言いました!」などと嫌味を言い始め、二人の仲は更に悪化していきます。
結局、ママも義母も日々叔父の事で頭がいっぱいなのです。
これはもはや…。
そんな事も知らず、叔父は「パニックだ!パニックだ!」と騒ぎながら日々のルーティンをこなし続けるのでした。
#介護 #認知症 #叔父 #お金の話し #パニック


“お金の話し(5)叔父のパニックが止まらない” に対して1件のコメントがあります。